ABOX Raspberry Pi 3 Model b+ を購入しました。今回は環境構築まで紹介したいと思います。
その後の開発のために、Quimat 3.5インチタッチスクリーンも購入し、今回は開発までの環境構築についてメモしていきます。
(買ったもの一覧)
上の写真がすべて開封した時の様子です。
画像左側が3.5インチディスプレイで、
3.5 LCD DISPLAY の箱 | 茶 |
ディスプレイ本体 | 黒と紺 |
ドライバ・イメージファイル・その他ソフトウェアが同封されたDVD-ROM | 緑 |
ラズパイとディスプレイを支えるアクリル製フレームセット(ネジ含む) | 透明 |
HDMI接続端子パーツ | 金 |
タッチペン(箱の中に入ってます) | 白 |
が入っていました。
一方ラズパイの方は、
Raspberry Pi 3 Model B + 本体 | 黒 |
ラズパイケース | 黒 |
電源コード(スイッチ付き、Androidの充電端子と同じ) | 黒 |
HDMIケーブル 1m(ぐらい) | 黒 |
32GB MicroSDカード | 赤と灰 |
CPU用ヒートシンク | 金 |
MicroSDをUSB-TypeCに変換する変換器 | 白 |
説明書2種(注意事項と導入方法) | 白と紺 |
という感じです。
(ラズパイ本体を拡大)
拡大するとこんな感じ。WifiやBlueTooth、USB入力端子4つ、HDMI入力端子、ヘッドホン端子、MicroSDカードリーダ等々に対応しているので、本当に小さくなったPCって感じですね。
ラズパイカメラも付けられるみたいです。買ってないのでよくわからないですけど。
環境構築編
まずは繋ぎましょう。
- 電源ケーブル
- HDMI
- マウス
- キーボード
を差し込みます。電源スイッチがOFFなのを確認してからMicroSDカードを挿入します。
(見やすいようにラズパイケースを付けていません。)
この状態で電源コードのスイッチをONにすると、NOOBSというラズパイ用のOSが立ち上がります。購入するラズパイセットによっては、公式サイトからIMGをダウンロードして………という手順が必要な場合もあるそうなのですが、ABOXさんは既に行ってくれています。とても楽。
OSが立ち上がるとこのような画面が出ます。
NOOBSというOSは、「ラズパイにどのOS入れる?」という部分を担うもので、これからまたOSを入れます。
ですが、その前にネットワーク設定と言語設定を終わらせてしまいましょう。
画面下のLanguage を 日本語に変更、
WiFi networks タブから、使用可能なネットワークを選択してパスワードやらを入れましょう。
今回は一番上のRECOMMENDEDと書かれた Raspbian というOSを入れます。
そして、インストールを押すと、以下のように
ラズパイマークが現れてインストールが始まります。
大体20分ぐらいかかります。
終わるとこんな画面が。なんだか懐かしいUIですね。
無事起動しました。
この段階だと日本語対応のIMEが無いので、日本語を入力することが出来ません。ですので、IMEを入れちゃいましょう。
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$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install uim uim-mozc |
これでuimのIMEが入ります。一度ログアウトしてログインすると日本語入力が可能になります。
3.5インチディスプレイに繋いでみる
起動できたのでとりあえず小さいほうのディスプレイに繋いでみようぜ!です。
やっぱり小さい!
ターミナルを拡大してみました、これで操作はできるのですが効率は下がりそうですね…。
ディスプレイのドライバをちゃんと入れてもやっぱり小さいです。開発するなら大きいモニタでしましょう。
ラズパイでpythonのゲームを作る!(環境構築)
ラズパイには
- Python 2.7.13
- Python 3.5.3
の2種類のPythonが入っています。
今回はpython3で、pygameを使ってみたいとおもいます。
まずはインストール。
1 |
$ python3 -m pip install pygame |
正常に導入できたかテストしてみます。
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$ python3 >>> import pygame Hello from the pygame Community. https://www.pygame.org/contribute.html >>> |
以上のようになれば成功です。終了したいときは [Ctrl + D] で抜けましょう。
環境構築はこれで終わりですが、ちょっとだけ遊んでみましょう。
サンプルゲームは
/home/pi/.locacl/lib/python3.5/site-package-pygame/examples
に入っています。
下のコマンドの_____部に、フォルダ内に入っているゲーム名を入力して遊んでみましょう。(.pyは消す)
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$ python3 -m pygame.examples.__________ (ex. $ python3 -m pygame.examples.aliens) |
pygameの使い方&プログラミングは、
https://algorithm.joho.info/programming/python/pygame/
のサイトが役に立つと思います。
エディタもインストールしておきましょう。
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$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install vim |
以上です。お疲れ様でした。